2012年8月9日木曜日

チヌを騙すことはできるんですかね~

前回の「側線は即戦力!!」からのつづきです。

チヌのセンサー機能は、内耳・側線・上生体・胃袋などで成り立っていることを、前回書きました。

釣り人は、この優れたセンサーに立ち向かい、日頃からチヌを仕留めるために努力しているわけですが、釣りには絶対必要な、鈎・錘・ラインを使わないといけないです。


まぁ、錘は絶対必要なわけではありませんが、鈎やラインは絶対必要不可欠です。


そんなラインや鈎が付いた刺し餌を、チヌに悟られる事なく食ってもらうか!


その方法は!!


わかりません (;一_一)


わかっていたらボウズなんて1度もありません ( 一一)


なんて言ってしまえば終わってしますので、いつもの自論を書いて行きたいと思います。


私が思うに、鈎とラインが付いた刺し餌で、チヌを完全に騙すのは不可能と考えています。


ラインをいくら細くしたところで、絶対に撒き餌と同じ動きはしませんし、鈎のサイズをいくら下げても、撒き餌よりは重くなります。


アケミの丸貝を刺し餌に、テンションをかけずに落としてみて下さい。
撒き餌のアケミは、ヒラヒラと左右に揺れながら落ちるのに対して、刺し餌のアケミは真っ直ぐ落下します。


これは、大きなアケミ貝を付けても同じです。


こんなに重さがあるアケミですら自然な動きをしないのですから、オキアミやコーンなどが自然な動きになるわけがない、と思うのが私の考えなんです。


だからラインや鈎が付いているエサが、チヌが見抜けないわけがないと思うんですよね。


なら、何故食ってくるのか! ここが肝心ですよね。


怪しいからと食わないのではなく、食うための状況作りが一番大切なんです


状況さえ整えば、チヌは刺し餌が怪しくっても口を使ってきます。


しかし、状況作りや釣り人の判断が間違えば、食う気になったチヌさえも、そっぽを向いてしまいます。


肝心な状況作りと釣り人の判断ですが、最低下記の5つは必要です。

1.チヌが求めるエサを探し出す

2.チヌの満腹度数を上げ警戒心を下げる

3.勝負エサを入れるタイミングを見計らう

4.ラインの太さよりもラインテンションを気を付ける

5.1日の撒き餌ワークを考えステージを作り出す


もしもチヌが、ほんとうに仕掛け付きの刺し餌を見抜けないなら、釣りはもっと簡単でしょうし、自分のポイントに集まったチヌを全て釣る事も可能だと思います。


人に警戒心のない、錦鯉(飼いならされた魚)を釣ってみて下さい。
絶対面白いように釣れるはずですから。


あっ!試して捕まってもクレームつけないで下さいね(苦笑)


あくまでも、自分の家で飼っている鯉がいるならの話ですよ。


次は、上記であげた5つの詳細を書いて行こうと思います。


ブログネタが出来て、よかったです。(~_~;)


皆さんが好い釣行出来ますように!

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